【英語のまま読む】リーディングの9つのコツ【実体験から解説】

man reading book
きよ
単語の意味がわかるのに文章が理解できないのと、文章が読めても文章全体で何を言ってるのかわからないのでリーディングのコツが知りたいです。

このような悩みに答えます。

 本記事の内容

  • 英語リーディングの9つのコツ
  • 英語リーディング勉強法の手順

 記事の信頼性
credibility of post

この記事を書いている僕はニューヨーク在住5年目です。実はすでにアメリカの大学院をGPA 3.86/4.0で卒業していて、今は2つ目の大学院で勉強しています。

僕は26歳の時に留学するために英語学習を始めたので、今回は僕が実践して効果があったリーディングのコツを紹介します。

英語リーディングの9つのコツ

man having idea

結論ですが、英語の文章が理解できないのは、日本語で単語を覚えているからです。

日本語で単語を覚えると、
「He submitted a document」が「彼 提出した 書類」という風に頭の中で変換されます。

言葉に変換する作業があると、次の単語を理解するときに前の単語の意味を忘れたり、次の文章を理解するときには前の文章を忘れてしまうわけです。

短い文章なら読めますが、パラグラフになると意味がわからなくなってしまいます。

なので、言葉を使わずにイメージで文章を読むことが大事です。

 単語が理解できるのに文章が読めない人向けの5つのコツ

  • コツ①:単語をイメージで覚える
  • コツ②:前から理解する
  • コツ③:SVを押さえる
  • コツ④:簡単な文章から始める
  • コツ⑤:ゆっくり読む

コツ①:単語をイメージで覚える

僕もそうでしたが、多くの人は中学や高校の単語テストで日本語を使って単語を覚えているので、文章を読むときに一旦日本語に変換するクセがついています。

次の文章を読んでみます。

「He has to submit his resume by uploading it on the ABC’s website before midnight on Wednesday.」

彼→しなければならない→提出する→レジュメ→(えっと、、、)→アップロードすることによって→ABC社のウェブサイトで→(長いなまだあるの?)→前に→水曜日の深夜→(で、なんの文章だったっけ?)

こんな感じで、日本語で単語を覚えてると、それぞれの意味が独立してつながらないので、結局何を言ってるのかわからないわけです。

how to read with image

ですが、上の図のように単語をイメージで覚えてれば、前からつなげるだけなので簡単に理解できます。

※毎日単語をイメージで記憶に定着させれば、半年くらいたつとイメージなしで日本語と同じように意味がわかるようになります。

なので、正確にはイメージでつなげなくても意味が理解できます。しかし、最初から日本語と同じように覚えるのは無理なのでイメージで覚えるほうが良いのです。

コツ②:前から理解する

英語は重要なことを前から説明していく言語なので、日本語とは語順が逆です。

さっきの例だと、

①彼は提出しなければならない
②レジュメを
③アップロードすることによって
④ABC社のウェブサイトで
⑤水曜日の深夜までに

となりますが、日本語の文章だと、

①彼は水曜日の深夜までに
②ABC社のウェブサイトに
③アップロードすることによって
④レジュメを
⑤提出しなければならない

となります。最初は脳が文章を処理する語順とは違うので、文章が頭に入りませんが、前から理解していく練習をすれば慣れます。

コツ③:SVを押さえる

文章を読むのが慣れないうちは、全部理解するのは大変なので結局何もわからなくなってしまうんですよね。

そんなときは主語と動詞だけ押さえれば文章の必要なところは理解できます。

さっきの文章も重要なことは「レジュメを提出する」ことですよね。

仮にその後の文章があったとしても、SVだけ押さえれば、「書く項目は3つ」→「重要なのは○○」みたいに必要なことは理解できます。

しかも、主語と動詞は文章の最初に書かれているので、そこだけ押さえて次の文章に飛ぶのもアリです。

コツ④:簡単な文章から始める

あと、多くの人が自分のレベルより難しい文章を読んでいます。

日本人は単語をイメージで覚えていないですし、英語の文章を読む経験もほとんどないので、英語力はほとんどゼロです。

この状態で高校・大学レベルの文章を読むのは早いです。まずは小学生・中学レベルの簡単な文章から読み始めるのが良いです。

僕も最初は、文型もSV・SVO・SVCだけで、単語数も5語くらいの文章をイメージで読む練習をしました。そして、次第に文章も長くしていきました。

コツ⑤:ゆっくり読む

TOEICや試験があるから時間制限をつけて急いで読んでも単語の基礎やリーディングの基礎ができてないから理解できません。

最初は日本語を使わずに英語のまま理解できるように、ゆっくりでいいです。スピードは徐々に上げていき、理解できなければその都度スピードを落とします。

僕はブラインドタッチは結構速いんですが、最初はキーボードの配置がわからなかったのでかなり遅かったです。毎日パソコンを使ってたので自然に速くなっていったわけです。

リーディングも最初は英語のままゆっくり読むのが大事です。文章を中途半端にしか理解できないのにスピードを上げると、後でまた基礎からやり直さないといけません。

 文章は理解できるが、パラグラフ全体で何を言いたいのかわからない人向けの4つのコツ

  • コツ⑥:パラグラフのルールを覚える
  • コツ⑦:要約する練習をする
  • コツ⑧:興味のある分野の文章を読む
  • コツ⑨:毎日英語の文章を読む

コツ⑥:パラグラフのルールを理解する

英語の文章は基本的に3つのルールに従って書かれています。

  • ルール①:1つのパラグラフで言いたいことは一つ
  • ルール②:結論→理由→具体例→結論の順番で書かれている
  • ルール③:逆接の接続詞もカギを握っている

ルール①:1つのパラグラフで言いたいことは一つ

パラグラフで言いたことが「野球は日本の人気スポーツです。」ならば、野球が人気であることを示すデータや他スポーツと比較した収益、観客数などが続きます。

同じパラグラフ内に「プロ野球は阪神ファンが激アツで」なんてことは書かれません。

つまり、最初の一文でトピックを押さえることができれば、そのパラグラフに何が書かれているのか想像しながら読むことができます。

小説以外の文章では、何が書かれているのか意識して読まないとすぐに頭から抜けていきますので大事です。

トピックセンテンスはパラグラフの最初か最後に書かれている

今説明したトピックが書かれている文章はトピックセンテンスと呼び、基本的にはパラグラフの最初の一文に書かれています。

しかし、試験問題だと最初の一文がかなりフワッとしたことしか書かずに、パラグラフの最後にトピックセンテンスが書かれていることがあります。

例えば、
・最初の一文
⇒「巨人ファンと広島ファンは性質が異なる。」
・パラグラフの内容
⇒「巨人ファンは巨人が好きであって東京が好きなわけではない、しかし広島ファンは地元愛があった上でチームを応援している。」
・最後の一文
⇒「プロ野球ファンは選手やチームが好きな人と、地元が好きで応援している人の2タイプに分かれる。」

みたいなパラグラフだと、最初の一文の「ファンの違い」よりも、最後の一文の「地域がファンに与える影響」のほうがしっくりきます。

なので、最後の文章を読むのも大事です。

ルール②:結論→理由→具体例→結論の順番で書かれている

英語に限らず日本語の文章でも、結論を先に言ってから理由を示します。その次に具体例でわかりやすく説明して結論に持っていきます。

試験問題だとこの順番をすっ飛ばすこともありますが、頭に入れておけば、「今は理由だな、ここは具体例だな」と予め準備した状態で読むことができるので頭に入りやすいです。

ルール③:逆接の接続詞もカギを握っている

トピックセンテンスは最初か最後の一文と言いましたが、実は文中にある場合があります。

それが、「However」「Although」「despite」などの逆接の接続詞がある場合です。

例えば、
・最初の一文
⇒「巨人ファンと広島ファンは性質が異なる」
・文中の一文
⇒「巨人ファンは巨人が好きであって東京が好きなわけではないが、広島ファンは地元愛があるので地元でお金を使う。球場近くの飲食店やホテルも自治体からの補助があるので観光業にもプラスだ。」
・最後の一文
⇒「地域性がファンの特性に影響を与えている。」

こんな感じの文章だと、最初と最後の一文を読んだだけだと、この後に何が書かれてるのか想像できないですよね。

ですが、文中の一文を読んだ後ならわかりますよね。この文章を英語にするなら、「Although fans of Giants 〜」と【Although】が使われます。

試験だと最初の一文にトピックセンテンスを置きすぎると簡単に理解されてしまうので、文中にあることが結構あります。

なので、パラグラフを読むときは【最初の一文】【最後の一文】【逆接の接続詞がある一文】を意識して読むのが大事です。

コツ⑦:要約する練習をする

そもそも、ほとんどの人が普段から本を読んでないですよね。

おそらく日本語のビジネス書を読んだ後に、「全体としては○○が言いたくて、各章で○○を解説してる」とかスラスラ要約するのは難しいと思います。

日本の国語の授業では要約の練習はせずに音読したり、筆者の言いたいことを想像する問題を解くことが多いですが、海外では要約をかなり練習します。

短時間でサラッと読んで何を言いたいのか、何が問題で、どうやって解決するのかなどを小さい時からやってます。

実は要約する能力に日本語・英語はあまり関係ありません。何が書いてあるか意識して読む練習を続ければ身につきます。

なので、日本語の文章でもただ読むのではなく、要点は何かと意識しながら読むのが大事です。

コツ⑧:興味のある分野の文章を読む

僕はテクノロジー系が好きなので、最新アプリ・技術の記事をよく読むんですが、ある程度背景を知っているのでわからない単語やフレーズがあっても推測して理解することができます。

ある程度前提となる知識があると英語がわからなくてもなんとなくわかります。

試験用のつまらない文章を読むのは疲れるだけですし、興味がないのですぐに飽きます。

ですが、自分が興味のある文章だと継続するハードルを下げられますし、日本でまだあまり知られてない情報も多いので面白くなります。

コツ⑨:毎日英語の文章を読む

英語は自転車の乗り方や泳ぎ方とは違ってやり続けないと落ち続けてしまいます。なので、毎日の継続が大事です。

今回説明した文章をイメージで理解していく方法は慣れが必要です。

簡単で短い文章から始めて徐々にイメージで理解していくので時間がかかります。

継続するコツとしては簡単で疲れないことなので、通勤電車のスキマ時間に英語の記事を読んだりするのが良いです。

英語リーディング勉強法の手順

man moving next step
  • 手順①:英単語をイメージで覚える
  • 手順②:5語くらいの簡単な文章を英語のまま理解する
  • 手順③:小学生レベルの文章を英語のまま理解する

手順①:英単語をイメージで覚える

今回説明したとおり、英単語を日本語で覚えてたら文章はスラスラ読めませんし、内容も頭に入ってきません。

文章は単語のかたまりなので、単語を言葉を使わずに覚えることが重要です。

音声を使った覚え方については【簡単で疲れない】英単語を覚える10個のコツ【誰でも定着率90%】の記事で解説してますのでどうぞ。

手順②:5語くらいの簡単な文章を英語のまま理解する

「He went to the park」
「She have breakfast at 10」
のように5語くらいの簡単な文章を英語のまま読んでいきます。

文型はSV・SVO・SVCの3文型で大丈夫なので、特別な文法知識は必要ないです。

英語のまま前から理解することに集中します。超ゆっくりでいいです。

なので、「彼 行った 公園に」と日本語にするのはNGです。

手順③:小学生レベルの文章を英語のまま理解する

簡単な文章が英語のまま理解できるようになったら、小学生レベルの本に挑戦します。

今度は文章単体ではなく、全体として何が書かれているのか想像しながら読みます。

reading material for beginner

引用:Sadlock

上の図のように問題が付いているパラグラフから始めるのが良いです。問題を意識しながら読むのが大事です。

小学生レベルの文章が完全に英語のまま理解できるようになれば、中学・高校・大学レベルの文章を理解するのは難しくないです。

小学生レベルの文章が理解できることはリーディング力が0→1になることです。きちんと英語のまま理解できるようになる最初の1がすごく大事です。

1になればあとは単語や熟語、文法を学ぶだけで1→10になりますので、最初の基礎固めをしっかりやったほうがいいです。

今回は以上です。

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