英語リーディングが伸びない人は、ただ問題を解いてる【解決策あり】

man with obstacles
きよ
リーディングのスコアが伸びないです。文章を読んでも頭から抜けてしまいます。毎日英語の文章を読んでいるんですが、どうやったらリーディングが伸びるのか知りたいです?

このような悩みに答えます。

 本記事の内容

  • 英語リーディングが伸びない人は、ただ問題を解いてる件
  • リーディングを伸ばすには2つのことを意識するだけです
  • 問題の解答を見つける5つのコツ

 記事の信頼性
credibility of post

この記事を書いている僕はニューヨーク在住5年目です。実はすでにアメリカの大学院をGPA 3.86/4.0で卒業していて、今は2つ目の大学院で勉強しています。

僕は26歳の時に留学するために英語学習を始めたので、今回は僕が実践して効果があったリーディングのコツを紹介します。

英語リーディングは問題を解いてるだけでは伸びません

man embarrassed

結論ですが、ただ毎日英語の記事を読んだり、試験の問題を解いているだけではリーディングは伸びません。

ただ英語の記事を読むとどうなるのか?

毎日英語の記事を読むことは大事ですが、何も意識しないで読むとなんとなく理解した程度にしかなりません。

文章全体で○○が言いたくて、最初のパラグラフで○○、次のパラグラフで○○について説明している。問題点は○○で、解決策は○○である。

と読んだ後に要約できないと、いつまでたっても「なんとなくの理解」から抜け出せません。

試験でも文章をなんとなくしか理解できないのでスコアが伸びないわけです。

ただ問題を解くとどうなるのか?

問題慣れするだけで読解力が上がるわけではないので、スコアは同じままです。

問題を解いてから答え合わせをする時って、

「ああ、ここAだと思ったのにBだったか…。」
「なるほど、こういう点でBだったのか。」

という感じで回答に納得してませんか?

一番重要なのは自分がAを選んだ思考のプロセスなので、何を根拠にAを選んだのかを検証する必要があります。

これをやらないと、解答を決めるまでのプロセスが間違ったままになるので、問題慣れしてもスコアは伸びません。

リーディングを伸ばすには2つのことを意識するだけです

man moving next step

リーディングで問題を解くプロセスは、

  1. 本文と問題文を理解する
  2. 解答の根拠となる箇所を探す

の2つです。

つまり、文章を理解する能力と解答を探す能力の全く別の2つの能力が必要になります。

クイズの問題がすぐ理解できるのに答えがわからない人、クイズの問題を理解するのが遅いのに答えはすぐにわかる人の差ですね。

これは結構重要なことで、リーディングが伸びない人は2つの能力のどっちかに問題があるわけです。

①:文章を理解する

英語のまま文章を読む

まず、一文ずつ文章をちゃんと理解できることが大前提です。

文章が正しく理解できてない人は文章を日本語に変換している人に多いです。日本語で英単語を覚えている人や英単語がわかるのに、文章が理解できない人はだいたいこのパターンです。

「John uploaded the company’s report on Google Drive」を
「ジョン アップロードした 会社のレポート グーグルドライブ」と日本語に変換するのはダメです。

頭の中で単語ごとに変換して理解しようとすると、前の単語や文章を忘れてしまいます。

なので、英語のまま読んで理解する練習が必要です。そもそも英単語を日本語で覚えていた人は下記の記事で英単語の覚え方について解説しています。

>>【簡単で疲れない】英単語を覚える10個のコツ【誰でも定着率90%】

パラグラフの構造を意識して読む

一文ずつなら理解できるのにパラグラフ全体で何が書かれているのか理解できない人は、パラグラフの構造を意識して読んでないからです。

リーディングでは答えを探す以上、どこのパラグラフに何が書いてあるのかを把握できてないと、いちいちすべての文章を読み直さないといけません。

下記の記事でパラグラフリーディングのコツを解説していますのでどうぞ。

>> 【英語のまま読む】リーディングの9つのコツ【実体験から解説】

②:解答の根拠を探す

「たぶんこれだな」で解答を選んでいるとリーディングはずっと伸びないです。

「この文章の○○が決め手でこの選択肢を選んだ」と言えるようにしないと、なぜ間違えたのかを検証できないので成長できません。

繰り返しですが、問題を解く時は答えが合ってるのかよりも、解答を選んだ根拠を確認するのが大事です。

解答根拠を示す練習

IELTSの参考書を使ってTrue/False/Not Givenの問題を解いてみます。問題文が正しいか、間違ってるか、わからないかの3択です。

<問題>
The trees from which quinine is derived grow only in South America.

<本文>
At the time, quinine was the only viable medical treatment for malaria. The drug is derived from the bark of the cinchona tree, native to South America, and by 1856 demand for the drug was surpassing the available supply.

正解は「Not Given」です。

問題文では「キニーネが取れる木は南アメリカだけで育つのかどうか」を聞いています。問題文のポイントは「only」です。

本文では「キニーネがキナの木から取れ、南アメリカ発祥」と書かれています。本文のポイントは「native」です。

キニーネが南アメリカ発祥ということは南アメリカ以外にある可能性がありますが、本文では他の地域については書かれてないのでわかりません。

これが解答根拠です。なんとなくではなく、問題文の「only」と本文の「native」から絶対に「Not Given」だと判断したわけです。

最初は時間制限をしなくていいので、ゆっくり読んで解答根拠を示す練習をすべきです。

ゆっくり読んで解けないのに、急いで読んで解けるわけがありません。徐々に早くしていくのが王道です。

問題の解答を見つける5つのコツ

man finding solution

英語の文章は読めるけど、問題の答えが違ってて困ってる人向けです。

  1. 問題文の固有名詞/パラフレーズされた単語をターゲットに探す
  2. 見つけたら前後の文章も合わせて読む
  3. 正誤の問題は強調の副詞で判断する
  4. 要約問題は最初・最後・逆接の接続詞で判断する
  5. 絶対に自分の頭で答えを想像しない

①:問題文の固有名詞/パラフレーズされた単語をターゲットに探す

まず、問題文の中に固有名詞があれば、それをターゲットに本文を探します。

さっきの問題だと、「quinine」「South America」をターゲットにします。

最初に本文を読むときに、何が書かれているのか意識しながら読めばどの辺にありそうなのか予測がつきます。

このとき重要なのは、とにかく単語を見つけることだけを考えることです。

固有名詞がなければパラフレーズされた箇所を探す

問題文に固有名詞がないときがあるんですが、そういうときは問題文の単語をパラフレーズしたものが本文中にあるので、それを探します。

例えば問題文が、

「Barbara can use the marquee free of charge if…」

という文章なら「free」で探したいところですが、「no cost」「without charge」などのパラフレーズも頭に入れて探さないと見つからなかったときに時間のロスになります。

なので、固有名詞がなければパラフレーズされた語句も一緒に探してみてください。

②:見つけたら前後の文章も合わせてを読む

基本的には、【ターゲットの単語が含まれている文章】と【前後の文章】に解答の根拠が示されていることが多いです。

なので、ターゲットの単語を本文中に見つけたら、直前の文章→ターゲットの単語が含まれる文章→直後の文章の順番で文章をしっかり読んでください。

この3つの文章中になければ一文ずつ読み進めてください。

さっきの問題でも、「quinine」「South America」の含まれる文章に解答の根拠がありましたね。

時間がないから急いで読むと、どの選択肢がいいのか迷って結局さらに時間を使ってしまいます。ゆっくりでいいのでしっかり読んで一回で答えを出すのが時短になりますし、スコアにつながります。

③:正誤の問題は強調の副詞で判断する

「正しい文章を一つ選べ系」の問題は【強調】の副詞で判断します。

具体的には「all」「no」「every」「only」などの強調する副詞がある選択肢は間違いであることが多いです。

・東京に住むすべてのサラリーマンは電車通勤している
→All the business man in Tokyo commute by train
・日曜日に仕事をしている人はいない
→No people work on Sunday
・日本人だけが日本語を話せる
→Only Japanese people can speak Japanese

すべてのとか、○○だけがみたいなことって現実的にはあまりないので、選択系の問題は【強調の副詞】で判断できます。

④:要約問題は最初・最後・逆接の接続詞で判断する

「この文章は何について書かれていますか」という要約問題はパラグラフの、

  • 最初の一文
  • 最後の一文
  • 逆接の接続詞のある一文

で判断します。

英文構造は1つのパラグラフに1つのトピックしかなく、最初か最後の一文で書かれていることが多いです。

それ以外の文章は理由や具体例なので、トピックさえわかれば読まなくても大丈夫です。

しかし、最初と最後の一文が抽象的でよくわからないときは文章中にトピックが書かれていることがあります。

特に、「However」「Although」「Despite」「Even though」などの逆接の接続詞があれば、その文章がパラグラフの要約である可能性が高いです。

⑤:絶対に自分の頭で答えを想像しない

これはかなり重要なんですが、答えは本文中に書いてあるので自分の頭で想像するのはダメです。

日本の国語教育のせいで、文章から筆者の考えを想像するクセがついていますが、TOEIC、TOEFL、IELTSの問題では、答えは本文中にわかりやすく書いてあります。

一つ問題の例を挙げます。

<問題>
What is the purpose of smart meters?
(A) to reduce the costs of energy bills
(B) to show customers how much energy they use

<本文>
We were the first energy supplier in the country to offer smart meters free of charge to our customers. These computerized meters submit automatic electricity readings for once an hour and once daily for gas. This information goes directly to the customer’s online account, allowing them to view and monitor energy usage. By understanding how much money they are spending on energy, we strongly believe that people can take control of how much energy they use and make significant savings to their monthly bills.

答えは(B)で、解答根拠は「allowing them to view and monitor energy usage」です。

最後の一文に月々の請求額の節約について書かれているので、(A)を選んだ人もいるかもしれません。

普通、電力使用量のメーターを付けるとなれば、目的は節約して月々の請求額を少なくすることだなと想像しますよね。

そういうバイアスが働いて(A)を選んでしまうかもしれません。なので、自分の頭で想像せずに、本文に書いてあることだけで解答根拠を示すことが大事です。

ちなみに、(B)の「how much energy they use」が本文では「energy usage」にパラフレーズされていますよね。問題文の単語がそのまま本文で使われてることは少ないので覚えておいてください。

今回は以上です。

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