IELTSスピーキング練習法3パターンで解説【初心者でも簡単】

how to practice ielts
IELTSのスピーキング試験が悲惨だった。どんな練習法ならスコアが上がるのか知りたい。

このような悩みに答えます。

 本記事の内容

  • IELTSスピーキングの練習法3パターンで解説
  • IELTS初心者が一番最初にやるべき練習の仕方
  • IELTS初心者でも練習すれば6.5取れる話

 記事の信頼性
credibility of post

この記事を書いている僕は、6年前に、アメリカの大学院への出願のためにIELTSを勉強していました。
初受験のスピーキングスコアが『3.5』で、そこから8ヶ月で『6.5』を取りました。

スコアを独学で伸ばした僕だからこそわかる、スピーキング練習法についてお話ししますので、「どんな練習をすればいいかわからない」と考えている人はぜひ記事をご覧ください。

IELTSスピーキングの練習法3パターンで解説

woman speaking english

僕が実際にやったスピーキング練習法は以下の3つです。

  1. 1人でフラッシュカードをやる
  2. オンライン英会話でレッスンをする
  3. 1日対策講座を受ける

それでは、一つずつ解説していきますね。

①:1人でフラッシュカードをやる

 どんな練習法なのか?

CRAM」という無料サイトで、ランダムにスピーキングのトピックが表示されるので、それを即興で喋る練習です。

cram

真ん中にある、「Click or Press Spacebar to Begin」をクリックします。

cram

トピックがランダムで表示されます。次のトピックに行きたいときは「Next」をクリック、前のトピックに戻りたいときは「Previous」をクリックします。

 何が必要か?

『無料』です。サイトにアクセスするだけです。

 メリット

無料ですし、いつでも・どこでもできるのが良いですね。

あと、ランダムでトピックが表示されるのでその場で考えて喋る練習ができます。

 デメリット

誰も採点してくれないので、喋った英語の間違いがわからないです。
一人でやるから緊張感もないですね。

質問を文章で読むわけなんですけど、本番では質問は聞いて理解しないといけないので、この練習ができないのが残念です。

②:オンライン英会話でレッスンをする

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 どんな練習法なのか?

オンラインでIELTS対応の講師にレッスンをしてもらう練習です。

 何が必要か?

オンライン英会話への登録が必要であり、月額5,000円くらいかかります。

あと、毎回レッスンの予約が必要です。

 メリット

『1回200円』の格安でIELTS対応の講師とレッスンができるのはコスパ最高です。
自分の英語の間違いを指摘してくれますし、スコアアップのコツも教えてくれます。

あと、外国人と英語で喋るので、英語を話すことに抵抗がなくなります。

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 デメリット

IELTS対応の講師はそんなに多くいないので、希望の日時での予約は取りづらいです。

あまり知られてないことですけど、講師が使ってるマイクが安物だと音声が聞き取りづらいです。

③:1日対策講座を受ける

siuk

 どんな練習法なのか?

IELTS対策の1日コースでIELTSの専門家からテクニックを学ぶ練習です。

 何が必要か?

IELTS対策コースへの申し込みが必要です。
1日コースだと1万円くらいかかります。

 メリット

対面で練習ができるので、本番の感覚をイメージできます。
※オンラインだと声が小さくてもマイクが音を拾ってくれますが、対面だと距離があるので、わりと大きな声で喋らないと届かないです。

対面で英語を話すと、「英語で会話ができてること」がリアルに実感できるので自信になります。

 デメリット

1万円は正直、高いですね。
あと、予備校等への通勤が必要です。

IELTS初心者が一番最初にやるべき練習の仕方

first step for beginner

英語初心者がいきなり実践練習をしても、ボキャブラリーがないので何も話せません。

なので、『トピック準備→1人で喋る→オンライン英会話で実践練習』の順番で練習するのが効率的です。

  1. トピックとサンプルアンサーを調べる
  2. ひたすら発音して覚えてからフラッシュカードで練習する
  3. レアジョブでIELTSの元試験官の人とレッスンする

①:トピックとサンプルアンサーを調べる

まずは、どんなトピックがあって、どんな質問がされるのかを調べるべきです。

高校受験や大学受験のときって、過去問を解きましたよね?
IELTSスピーキングも似たようなトピックが出てくるので、絶対に押さえるべきです。

海外のサイトにはPart 1・2・3のトピックとサンプルアンサーがたくさん載ってますので、リンクを貼っておきます。

 おすすめサイト

②:ひたすら発音して覚えてからフラッシュカードで練習する

各パート、5〜10トピックくらいサンプルアンサーを作ります。

今貼った海外サイトにはサンプルアンサーも載ってるので、コピペして、喋りにくいところはカットして大丈夫です。

それを100回くらい発音してなんとなく喋れるようにします。

次にフラッシュカードを使って、ランダムで表示されるトピックを即興で喋ります。

本番だと想像もしてなかったトピックが来ることが多いので良い練習になります。

③:レアジョブでIELTSの元試験官の人とレッスンする

1人でなんとなく喋れるようになったら、レアジョブで実践練習を始めます。

IELTSは使う表現が日常会話とは全然違うので、本番形式で練習するのはめちゃくちゃ大事です。

レアジョブにはIELTSの元試験官の人がいるので、本番形式で練習できます。
模擬試験のスコアや改善点も教えてくれます。

ちなみに、僕はIELTS初受験で3.5を取ってからレアジョブで練習をしたら、1ヶ月で6.0まで上がりました。
なので、本番形式に慣れるだけでもスコアは上がります。

レアジョブを使ったIELTS対策のレビューについては【3.5→6.5】レアジョブでIELTS対策をやった感想→おすすめの記事で詳しく解説しています。

IELTS初心者でも練習すれば6.5取れる話

no problem for beginner

IELTS初受験で全然喋れないと、「目標スコアが取れないかもしれない」と思って不安になりますよね。

僕の場合は初受験で3.5だったんですが、6.5取れないとアメリカ留学できなくなってしまうので、毎日ストレスでした。

しかし、そんな僕でも今回説明したやり方で練習を続けたら6.5を取れたので、今スコアが低いあなたでも問題ないです。

スコア4.0の初心者が純粋な英語力を上げて6.5を取るのは難しい

スコアが4.0の人は薄々感じてると思いますが、英語で質問されたことにちゃんと答えるのって1年では無理です。

僕は初受験で「えっ・・・あ・・・う・・・」みたいな感じでまったく話せなかったんですけど、帰りの渋谷のスタバで「これは1年でどうこうできるレベルじゃない」と判断しました。

そこで考えたのが、できるだけ多くのトピックに対応できるサンプルアンサーを作って、覚えてしまうことです。

あらかじめ答えを用意して喋るのが現実的な理由

IELTSスピーキングの評価基準は「流暢さ」「語彙」「文法」「発音」の4つなんですけど、あらかじめ用意した答えを喋れば「発音」以外の3つはクリアできます。

「覚えた文章をそのまま喋ったら、質問内容とズレないか?」と思いますよね?

これは問題なくて、「試験官は英語しか見ないから質問とズレたことを喋っても大丈夫!」ってIELTSの元試験官の人から教えてもらいました。

日本語でも、用意してないトピックを喋るのは難しい

「日本語なら余裕でしょ!」と思うかもしれませんが、日本語でもいきなり質問されて答えるのは難しいですよ。

「メディアが人々に与える影響についてどう考えますか?」と聞かれて、ペラペラ喋れますか?

第2言語の英語でやるのはもっと難しいので、サンプルアンサーを覚えて喋る方が良いスコアが取れます。

参考までに、僕はこの方法で5回中4回、スピーキングスコアが6.0以上を取ることができました。

今回は以上です。

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