このような悩みに答えます。
本記事の内容
- IELTSスピーキングの独学は無理じゃない【よくある勘違い】
- IELTSスピーキングを独学でやる手順
- IELTSスピーキングを独学するときの注意点
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、6年前に、アメリカの大学院への出願のためにIELTSを勉強していました。
初受験のスピーキングスコアが『3.5』で、そこから8ヶ月で『6.5』を取りました。
独学でスコアを伸ばした僕が、やってきたことを包み隠さずにお話ししますので、「IELTSの独学ってやっぱり無理かな?」と考えている人はぜひ記事をご覧ください。
IELTSスピーキングの独学は無理じゃない【よくある勘違い】
よくある勘違いとして、「IELTS対策スクールに入ればスコアが取れる」という錯覚です。
IELTS対策スクールはあくまで「補助」です
「スピーキング6.5取れなかったら全額返金!」なんてスクールは見たことがないですよね?
IELTS対策スクールの役割は『スコアアップのテクニックを教えること』であり、それを使いこなす練習は個人でやらないといけません。
スクールに満足して自己学習をしない人はスコアは上がらないです。
スクールはあくまで補助的な役割です。
ネットでノウハウやテクニックは学べます
僕はSI-UKの『1日集中IELTS対策講座』を受けたことがありますが、ぶっちゃけあまり意味はなかったです。
本番形式で喋った後にフィードバックをもらいましたが、正直ネットで探せば出てくるようなアドバイスばっかりでした。
今の時代、ググれば各パートごとの対策やサンプルアンサーはたくさん見つかります。
わざわざ高い費用を払ってまでスクールに行くメリットってほぼないです。
しかし、たまにオンライン英会話や1日対策講座を受けるのはありです
対面で英語を喋るのってすごく緊張するので、本番形式に慣れるのは大事です。
普段は一人で練習をして、たまに『オンライン英会話』や『1日対策講座』を受けるのはありです。
模擬試験の採点をしてくれるので現在のスコアがわかりますし、勉強の方向性が正しいのかどうかも検証できます。
IELTSスピーキングを独学でやる手順
まず知って欲しいのが、現時点でスピーキングスコアが4.0だと、1年で英語力を上げて「6.5」を取るのは難しいです。
なので、各パートにつき20トピックずつサンプルアンサーを作り、本番では暗記した文章を喋るのが現実的な方法です。
スピーキングの評価基準に『話の内容』は入ってないですし、質問もされないので、この方法で「6.5」は取れます。
ちなみに、僕はこの方法で、8ヶ月で「3.5→6.5」まで上がりました。
- トピック探し・解答作成
- 100回〜200回発音して、スラスラ喋れるようにする
- スマホで自分の発音を撮ってみる
一つずつ解説していきますね。
①:トピック探し・解答作成
英語でググればトピックとサンプルアンサーはたくさん見つかります。
これをメモ帳やWordにコピペして、喋りづらい箇所はカットします。
各パート20トピックくらい用意すれば、知らないトピックでも組み合わせでアドリブがきくようになります。
参考までに、おすすめのIELTSサイトを載せておきます。
おすすめのYouTubeチャンネル
②:100回〜200回発音して、スラスラ喋れるようにする
最初は文章を見ながら発音します。
慣れないとスラスラ喋れませんが、『100回〜200回』発音すればスラスラ言えるようになります。
③:スマホで自分の発音を録音する
録音した自分の英語が理解できないってことは、当然、試験官も理解できないわけです。
自分の英語が聞き取れないときって、早口でボソボソ喋ってることが多いです。なので、ゆっくりはっきり発音してみてるのがコツです。
あと、録音した直後だと話した内容を覚えているので、翌日以降に聴いてみてください。
オンライン英会話で本番対策する
日本語とは違って、英語を人前で喋るのはめちゃくちゃ緊張します。僕は、アメリカ6年目の今でも緊張します。
しかも、本番では試験官から不意打ちのようなトピックが飛んでくるので、覚えた文章をその場で組み合わせて喋る練習が必要です。
オンライン英会話は普段の練習の成果を試すものなので、毎日やる必要はないです。
週に1回〜2回程度で十分なので、レアジョブなら最低料金の『4,620円/月8回』で問題ないです。
レアジョブがおすすめな理由
単純に、僕がスコアが『3.5』のときに始めたのがレアジョブだったからです。
今回説明した手順で独学して、レアジョブで実践練習したら、1ヶ月で『6.0』が取れました。
レアジョブの講師にはIELTSの元試験官の人がいて、本番と同じ形式で模擬試験をしてくれました。しかも、スコアも採点してくれました。
レアジョブを使ったIELTS対策のレビューについては【3.5→6.5】レアジョブでIELTS対策をやった感想→おすすめの記事で詳しく解説しています。
IELTSスピーキングを独学するときの注意点
最後に、IELTSスピーキングを独学するときの注意点3つを解説します。
- 英語力の向上とスコアは別物です
- 完全独学はリスキーです
- 留学する人はみんな独学でスコアを取っています
①:英語力の向上とスコアは別物です
独学の目的は目標スコアを取ることなので、「今やってることは本当にスコアに関係するのかな?」と常に考えてください。
スコアを上げるための勉強じゃなくて、いつの間にかただの英語力向上の勉強になってることがあります。
例えば、オンライン英会話で日常会話をやるのは、ぶっちゃけ時間のムダです。
日常会話がなんとなく喋れるようになるので「おれ、イケてるかも!」と錯覚しますが、IELTSで使う表現とは別物なので使えません。
②:完全独学はリスキーです
IELTSを勉強してるということは、スコアの提出期限は決まっていますよね?
独学に固執せずに、お金で解決できるなら払った方が良いです。
僕は、提出期限まであと1回しか試験が受けられない状況だった人を知っています。
③:留学する人はみんな独学でスコアを取っています
僕が知ってる人で、IELTS対策スクールに行ってた人はいないです。
まず、そんなお金ないですし、実践練習ならオンライン英会話で十分できます。
みんな、独学で自分の問題点を見つけてそれを改善してましたね。
なので、結局のところは独学が大事なんですよね。
ちなみに、僕と同じ時期に留学した友達は目標スコアを取るまでに、だいたい1年くらいかかってました。
今回は以上です。
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