英語で書く、欧米式の履歴書(レジュメ)とカバーレター

日本の履歴書は身分証明書としての要素があり、住所や電話番号などの連絡先が書かれていれば問題ないことが多いと思います。一方で、アメリカでは履歴書は大学への出願や会社への応募などに使用される重要な書類となっています。日本の履歴書のようにフォーマットの指定がないため、レイアウトやフォント、色などで自分を出すことも可能です。

アメリカの会社にインターンとして何社か応募し、書類選考ではすべて通っているので、今回はレジュメを書くのに必要なことをまとめてみます。

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1. 履歴書(レジュメ)は4つに分けて書く

レジュメは基本的に次の4つの項目で書きます。

Contact Info(連絡先)

Education(学歴)

Professional Experience(職歴)

Additional Information(その他)

 

① Contact Info(連絡先)

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連絡先情報はレジュメの一番上に書きます。つまり、一番最初に目に入ることになります。

書くべき項目は「名前」「住所」「電話番号」「Eメール」「LinkedIn」の5つです。

住所は丁・番・号→町名→都道府県→郵便番号→国名の順番で書きます。アメリカに住んでいる場合は国名は書きませんが、アメリカ以外の国に住んでいる場合は必要になります。

電話番号については、携帯電話だけで大丈夫ですが、固定もあれば書いておきます。

Eメールは大学のメールアドレスを書きます。日本の就活では、GmailやYahooメールなどのフリーメールを使う人が多いですが、英語のレジュメで見たことはないですね。しかし、大学のメールを確認する頻度が少ないため、面接への招待メールを2週間放置してしまい、ポジションが埋まってしまったことがありましたので、就活期間は1日1回チェックすることをおすすめします。

あと、最近注目されているのが、「LinkedIn」です。

LinkedInはFacebookの仕事版みたいなものです。興味のある会社で働いている人を検索してメッセージを送ることができます。日本のリクナビやマイナビでは、企業からのコンタクトメッセージは自動的に送信された定型文ですが、LinkedInでは実際に人事で働いている人が直接メールを送ってくれます。

日本ではLinkedInを知っている人は少ないと思いますが、世界中ではすでに3億人以上のユーザーが使っています。日本とは違って、アメリカでは人脈が非常に重要となりますので、LinkedInで予めつながっておくことは有利になること間違いなしです。

このLinkedInのマイページのURLをレジュメに記載しておくことで、レジュメ以外の情報を採用担当者に伝えることができます。

ちなみに僕はクラスメイトはFacebookではつながってませんが、LinkedInではほとんどの人とつながっています。

 

② Education(学歴)

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大学院→大学の順番で書きます。高校については書きません。書く項目は「大学名」「専攻」「GPA」「場所」「在籍期間」「コース科目」「実績」になります。

実績については学会発表や共同研究など定量的に分かるものを書きます。コミュニケーションやマネジメント経験をしたような曖昧なことは書きません。コース科目や実績については応募するポジションの内容と関連するものを書きます。

GPAについては「3.5」以上あれば書いたほうが良いそうです。一般的なアメリカの大学・大学院の出願要件には、GPAは3.0〜3.3くらいが必要になることが多いと思います。なので、3.5以上ということかもしれません。

 

③ Professional Experience(職歴)

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職歴については、「会社名」「役職」「在籍期間」「場所」「業務内容・実績」が必要となります。

ここでも、業務内容・実績については、応募するポジションによって書き換えます。求められるスキルや経験が会社によって違いますからね。

僕の場合、スポーツマネジメントという今までの経歴とは異なるプログラムに出願しましたが、セミナーや展示会を企画・運営した経験をスポーツのイベントで活かす形でアピールしました。

 

④ Additional Information(その他)

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ここでは他にアピールしておきたいことを書きます。「言語」「資格」「趣味」などが該当します。

日本人にとって「言語」は最も有力な能力です。日本人は日本語のネイティブスピーカーであり、世界中で日本語を話せる人は多くありません。日本のマーケットに進出を考えている企業にとっては優れた人材になります。

プログラミング言語や資格なども、応募するポジションに必要であれば書きます。ただし、車やバイクの免許は意味がないです。あくまで仕事に関係のあるものを選びます。

その他にも表彰された経験やボランティアについてもここでアピールしておきます。

また、応募するポジションに直接関係ない職歴についても「Additional Information」で書いておきます。

レジュメは1ページで書くのが基本です。2〜3ページにわたって書いたりはしません。

 

2. カバーレーターは4つの段落で書く

カバーレターはレジュメと同様に1ページで書きます。余白は1インチ取り、シングルスペースで書きます。

① 自己紹介

I am a graduate student in International Sport Management at State University of New York and am writing to apply for the internship position for Nike.com Digital team. I am very interested in the field of digital marketing and e-commerce, and would welcome the opportunity to contribute my marketing skills and experiences to your glowing business.

最初のパラグラフでは、まず自分の専攻と応募するポジションについて書きます。その後、そのポジションに興味のある点や、自分の活かせる能力や経験について簡単に書きます。僕の場合は、デジタルチームへの応募だったので、デジタルマーケティングとeコマースに興味があり、自分のマーケティング経験が活かせることを書きました。

 

② 応募するポジションで経験したい、学びたいこと

In the internship of Nike.com Digital team, I especially want to learn advanced digital marketing and e-commerce. Given my interests, I believe that the internship program offers me an outstanding opportunity to gain practical expertise in market research, data analysis and related fields. Not only will I be able to gain essential skills in leadership, communication and decision- making in the context of sports marketplace, but I will also learn how to develop an effective marketing plan in e-commerce that will be directly applicable to my future work.

応募するポジションで、どのような業務を経験し、どのようなスキルを学び・身につけたいのか具体的に書きます。日本では自分がいかに会社に貢献できる人間であることをアピールしますが、外資系企業では会社愛みたいなものはないので、自分自身が会社を利用して成長することを述べるのは普通です。そのため、自分がどのように成長し、さらに会社にも貢献できることをアピールします。

僕の場合はデジタルマーケティングとeコマースの中でも、市場調査とデータ分析の2点に興味があったこと、すでに経験したことがあったので書きました。ただ興味があることを書いても実際に経験していなければ説得力がありません。

 

③ 職歴

By taking advantage of 2 years of experience in marketing in ABC Corporation, I know my skills and qualifications will be applied to Nike.com Digital team. As a sales representative, I have gained marketing experience from organizing seminars and exhibitions seven times to sell cloud services. During that time, I was responsible for event execution, involving in analyzing target companies, planning seminar agenda and creating sales plan after events. I believe in applying the same level of marketing task to digital marketing and e-commerce.

多数の応募者がいる中で、自分の職歴がそのポジションに活かせることをアピールします。正社員やアルバイト、インターンシップなどで実際に経験したことを具体的に書きます。前のパラグラフで書いたそのポジションで経験したいことは、自分の過去の経験が活かせるように述べます。

 

④ 大学・大学院での専攻分野

Furthermore, I have learned advanced coursework in International Sport Management at State University of New York. My academic work has strengthened research skills and understanding of the international sports business and growth. With the experience of studying abroad in the US, I am confident to work in a dynamic and fast-paced organization by leveraging my experience of the coursework in Master’s program.

これは現在学生の人が各項目です。学生の人は自分が現在学んでいる専攻分野について書きます。自分が勉強していることがいかにしてそのポジションに活かせるのかをアピールします。

僕の場合は、Nikeのポジションだったので、スポーツマネジメント専攻で学んでいるリサーチスキルやグローバルビジネスが活かせること、すでにアメリカのスポーツ業界に理解があることを述べました。

 

3. 最後にサンプルを公開

僕がNikeに応募したときのレジュメとカバーレターを公開します。書類専攻は通ったので一定のレベルは保障されていると思ってます。カバーレーターについては指定項目があったので、2段落目は会社へのPassion(情熱)を書いています。

 

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