GREはアメリカ人向けの国語のテストです。TOEFLやIELTSで満点を取っていても、まったく理解できないようなレベルのテストです。日本人留学生の場合はTOEFLかIELTSに苦戦することが多いので、エッセイや推薦状のことも考えるとGREは効率的に勉強しておきたいですね。僕の場合は最後までIELTSに苦戦していたので、GREにはあまり時間を割くことができませんでした。
今回は実際に「Magoosh」という教材を使用してみて良かったなと思うところを紹介します。
1. Magooshについて

Magooshはオンラインの教材です。オンラインで申し込みが済めばMagooshの専用Webサイトにログインすることができます。
教材の費用
- Verbal+Writing:129ドル/6ヶ月
- Quantitive:129ドル/6ヶ月
- Verbal+Writing+Quantitive:149ドル/6ヶ月
「Verbal+Writing+Quantitive」をおすすめします。金額にそこまで差がないですし、Magooshだけで十分な対策ができます。
2. Magooshのおすすめポイント 6点
① VerbalとQuantitiveの問題が500問ずつある

問題数がVerbalとQuantitiveでそれぞれ500問、合計で1,000問あるのはかなりのメリットです。問題を多く解くことで似たような問題に出会う確率も高くなります。僕は実際にMagooshで解いた問題とかなり近い問題が本番で出題されました。
② スマホでも問題が解ける

Magooshの専用サイトにはスマホからもログインができるので、電車やバスなどの移動中でも問題を解くことができます。テキストを持ち運ぶ必要もありませんので、気軽にいつでもどこでもGREの勉強ができます。
③ 動画で問題の解説が見れる

MagooshではVerbalとQuantitiveの両方とも、問題の解説は文字と動画の2パターンで見ることができます。特にQuantitiveでは図を使用するなどわかりやすく説明をしてくれます。アメリカでは効率的に問題を解くことが重視されているので、日本のように正解を立証するような解き方はしません。このような解き方のコツも解説で説明してくれるので勉強になります。
④ 過去に解いた問題の正答率と類似問題が見れる
Magooshではマイページのダッシュボード機能で今まで解いた問題の正答率を確認することができます。自分が間違えた問題の種類がわかりますし、類似問題も検索することができるので、効率的に苦手なパターンの問題を克服することができます。

正答率についてはリセットすることも可能なので、テスト直前に実際に何問か解いてみて自分の力を確認するのも良いと思います。
⑤ 専用の単語アプリがある
Magooshはスマホ用の専用アプリ「Flashcards」を提供しています。
わからない単語に絞って勉強できる
単語帳を使っていると、単語を順番で覚えてしまうことが多いと思います。このアプリでは画面に単語がバラバラの順番で出てきます。そして、単語の意味が理解できているかをチェックして、データをもとにわからなかった単語が頻出するように設定されています。ですので、わからなかった単語の定着率が良くなります。※わかった単語もたまに出てきます。
レベル別のセクションに分かれている
アプリには1,000個くらいの単語が入っていますが、一気にすべてをやるのは大変です。このアプリでは単語がレベル別に分かれていて、1セクション当たり約50個なので比較的覚えやすい数になっています。
- Common Words:Level 1〜6
- Basic:Level 1〜7
- Advanced:Level 1〜7
参考までに僕はBasicのレベル5までやりました。
⑥ メールで質問ができる
Magooshのスタッフから定期的に困ったことはないかという内容のメールが届きます。僕は2回ほど質問をしたところ、翌日には回答が来ましたのでレスポンスは良いと思います。解説で理解できなかった問題やGRE全般の勉強方法など、わからないことを気軽に聞ける環境があるのは良いと思います。
3. 僕のGREスコアを公開
僕は2015年の12月にGREを初受験し、それからMagooshを始めました。2ヶ月後の2016年の2月に2回目の受験をしました。
Verbal | Quantitive | Writing | |
1回目 | 130 | 149 | 2.5 |
2回目 | 142 | 153 | 3.5 |
Verbalは12点アップ、Quantitiveは4点アップ、Writingは勉強しませんでしたが1点アップしました。トータル(Verbal+Quantitive)では279→295に16点アップしました。
GREは300点が一つの目安になっていて、有名大学院では310〜320点は求められると思います。ですので、僕のスコアは良いとは言えません。しかし、スコアは上がりましたので、効率的に勉強できる点でGRE対策にはMagooshをおすすめします。
最後にMagooshの良いところをまとめます。
- VerbalとQuantitiveの問題が500問ずつある
- スマホでも問題が解ける
- 動画で問題の解説が見れる
- 過去に解いた問題の正答率と類似問題が見れる
- 専用の単語アプリがある
- メールで質問ができる
初めてGREを受験した時の英語力はどのくらいでしたか?TOEICやTOEFLで教えていただけるとありがたいです。
初めてGREを受けたときは、IELTSが6.0くらいだった気がします。TOEFLは受けたことがないのでわからないです…
ありがとうございます!参考になりました。
Magooshには確か1週間のお試し期間があったと思うので、一度使ってみるのも良いかもしれません。