マンハッタンで暮らしている僕だからこそわかるおすすめの銀行をまとめる。銀行の比較表だけで判断するのではなく、実際に銀行を使っているからこそ言えることだ。
銀行口座を作るなら3大メガバンク
まず、ATMや支店数、サービスにおいてメガバンクであれば困ることはない。Chase、Citibank、Bank of Americaの3大メガバンクはクレジットカードも人気であり、その銀行の口座を持っているだけで承認されやすくなる。簡単に3銀行の情報をまとめてみる。
Bank | Chase | Citibank | BoA |
ATM | 16,000 | 60,000 | 16,000 |
支店 | 5,000 | 700 | 4,500 |
デポジット | $25 | $0 | $25 |
口座維持費 | $0 | $0 | $0 |
アプリ(iOS/Android) | 4.8/4.6 | 4.8/3.9 | 4.7/4.4 |
※口座維持費は学生口座の場合
※アプリは5段階評価
Chase
・アプリの評価がiOSとAndroidともにNo.1
・口座開設費用が$25かかる
・学生であれば口座維持費はかからない
・電話での問い合わせは24時間対応
Citibank
・口座開設のデポジットが無料
・学生であれば口座維持費はかからない
・電話対応24時間、ライブチャット対応あり
Bank of America
・アプリの評価が高い
・口座開設費が$25かかる
・学生であれば口座維持費はかからない
・ライブチャット対応あり
おすすめは支店へのアクセスが抜群なChase
支店へのアクセスは重要だ。アメリカの電話対応は音声対応だけで済ますのが一般的であり、オペレーターにはつながらない。つながったとしても親切に対応してはくれない。アプリやサイトでのログインエラーや振込エラーなど、何がしかの問題はけっこう起こるので、支店で直接解決しなければならない。大学や職場の近くにも支店があればいつでもアクセスできる。個人的にマンハッタンのミッドタウンとダウンタウンにある3大バンクの支店数を調べてみた。
Bank | 支店 | ATM |
Chase | 85 | 88 |
Citibank | 31 | 200 |
Bank of America | 54 | 94 |
支店数はChaseが圧倒的に多い。僕がChaseを使っていてる大きな理由であり、マンハッタンではChaseの支店はかなり目に入る。そしてATMの数だが、一見Citibankが断トツだがそのほとんどがドラッグストアやショッピングモールなどの支店以外の建物に入っている。建物のどこにATMがあるのかもわからないし、たいていATMが1つしかないので並ばないといけない。また、建物自体の営業時間もある。Chaseの支店は深夜でもATMカードをリーダーに読み込ませるだけでドアが開く。支店であればATMは4つはあるので比較的待ち時間は少ない。ATM利用と問題解決の両方ができるChaseがおすすめだ。アプリの評価もChaseは高く実際使いやすい。
口座開設に必要な書類
留学生は銀行の支店で口座開設できる。
F-1ビザ
I-20
アメリカでの住所証明(公共料金の請求書)
※SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)は必要ない
※銀行によってはデポジットが必要
留学生にとって住所を証明できる書類を入手するのは難しいが、ルームシェアでも契約書を交わすのでそれを証明書とすることが可能だ。銀行口座を開設すればBank Statementが1ヶ月に1回発行されるので、それを住所証明に使うことができる。
その他
学生口座以外だと口座維持費用が$12かかるが、条件により無料になる。
Direct Depositsが毎月$500以上/口座残高が$1,500以上/全口座の残高が$5,000以上
▼Citibank
Direct Depositと請求書の支払いが毎月あること/口座残高が$1,500以上
▼Bank of America
Direct Depositsが毎月$250以上/口座残高が$1,500以上
※Direct Depositsは預金ではなく給料の銀行振込。
※Chaseの全口座の残高はCheckingとSavingの合計。
クレジットカードが作りやすい
クレジットカードを作るのにSSNは必ず必要となる。しかし、SSNを持たなくても銀行口座を作ってしまえばその銀行のクレジットカードの審査は通りやすい。その口座を使い続ければクレジットカードを作らないかというメールが届くはずだ。僕はChaseで口座を作って1年クレジットカード案内のメールが来た。
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